【シドニー、シンガポール共同】先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)後、初の外国為替取引となった週明け11日のシドニー市場で、円相場は一時1ドル=81円37銭へ急伸、8日のニューヨーク市場で記録した81円72銭を上回り、約15年半ぶりの高値をつけた。
米国の追加金融緩和への期待を背景に円高が進んだ。為替相場の安定を打ち出したG7合意が円高に歯止めをかける効果は限定的だ。
11日は東京、ニューヨークの両市場が休場のため市場参加者が少なく、朝方は値動きの荒い展開となる場面があった。ただ、81円台前半に上伸した後は「日本政府・日銀による介入警戒感もあり、その後はドルが買い戻された」(シンガポールの邦銀筋)。
シドニー市場で円相場は午後1時(日本時間午前11時)現在1ドル=81円96~97銭で取引された。
前週末にワシントンで開かれたG7など一連の国際金融会議では、為替相場の安定に向けた協力で一致したが、シドニーの邦銀支店の担当者は「円高基調は今後も変わらない」と話している。
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